三国志についての質問です。

三国志についての質問です。

劉備は関羽・張飛と三国志演義の桃園の誓いを結ぶほど、実際に結びつきが

とても強かったそうですが曹操も夏侯惇や夏侯淵との関係も劉備・関羽・張飛

のそれと勝るとも劣らぬほど結びつきが強かったそうでですね。そこで質問です。



曹操は夏侯淵を、劉備は関羽を、それぞれ片腕とも言うべき弟分を晩年になり

失い、悲しみと怒りは大変なものだったそうですが、曹操は戦況利あらずと鶏肋と

号令し、夏侯淵の仇を取れぬ無念さを胸に撤退し、劉備は関羽を失ったその

無念さに乗じ、周囲の弔い合戦反対を聞き入れず戦いを挑み大敗北を帰しました。



そんな曹操と劉備、あなたはどちらに共感がもてますか？

一人の人間としては、劉備さんに共感します。



義兄弟という、実の兄弟よりも強い絆を持った

３人ですから、その関羽さんの死、しかも呉に

裏切られての憤死とあれば、私情であると反対

されても、敵はとりたかったでしょう。



その結果、もう一人の義兄弟張飛を失い、

数多くの兵士を失った事は、結果として、蜀の

衰退の始まりとなる訳ですが、それは結果論で、

あの時点での劉備の心情は共感できます。





しかし、一国の長としては、曹操が正しいのでしょうね。



夏侯淵という片腕を亡くし、蜀の前に撤退を余儀なく

されても、人間好きの曹操さんはやはり敵がとりたかった

でしょう。そういう私情を押さえ込んでしまう、というか

冷静さを失わない辺りが曹操さんらしいです。

曹操に共感が持てます。



仇を取つのは結構だが、戦況が悪ければ仇のとりようがないでしょう。

魏は国力が高く、一度撤退したからいって仇をとる機会がなくなるというわけではない。

分が悪いときには体制を整えて出直して仇をとればよいと思います。



一方、蜀の場合は魏との国力差を考えると呉と同盟を組んで魏と戦わなければならない状況（この点に関しては呉も同じで、荊州ほしさに魏と組んだ呉の戦略にも問題があると思いますが）で、ましてや呉に攻め入る状況でないというのは火を見るより明らかです。

大敗北するか大勝利するか以前に、呉と大々的に事を構えようとした行為は愚かだと言わざるを得ないと思います。

さらに結局仇はとれていないのですから最悪の結果です。

また、例え勝利したとしても、国力は削られ曹魏に滅ぼされるだけです。

結果論から言えば曹操です。劉備は夷陵の役の敗戦で馬良を始めとする国家の柱石となる人材を数多く失いました。国君として軽率過ぎます。これで蜀漢の凋落は決定的になりました。一方、曹操は着実に覇者としての道を歩んでいってます。悲しみと怒りをコントロールした、こらえる勇気を持つ大切さに共感します。

共感という意味では劉備、実際自分がその立場に立てば曹操の判断を支持します。





ちなみに曹操と夏侯惇、夏侯淵兄弟は親戚（従弟だったかなぁ？）ですよ。

「共感を持つ」という表現であれば、劉備に共感を持ちます。若い頃から支え合ってきた同志を殺されて、泣き寝入りなんてしたくないし、相手を許せないという思いが爆発してブッ殺してやる！と思うのは人間として当然の感情だと思います。

ただ、政治家・軍略家として１国を預かる立場の人間として取るべき行動をとったのは曹操の方だと思いますが・・・。夏侯淵が討たれた時に曹操は、夏侯淵の行動が軽率であった事を指摘するような事を言っています。関羽が討たれた時も、よくよく考えれば関羽自身が無茶しすぎた感はあるわけですが、劉備は「関羽に落ち度があった」というような発言をした記録はありません。（もちろん実際どうだったかは解りませんが・・・）

大切な同志の死に直面しても感情に流されず、軍の指揮者たる者の行動がどうあるべきかを説いた曹操はスゴイと思います。

※補足について

ええ、そうですね。もちろん曹操の悲しみようは大変なものだったと思いますよ。

だからこそ、漢中からの撤退を決意した曹操はスゴイ人だと思いますよね。

やはり劉備ですね。

旗揚げ当時から従ってきた弟分です。

劉備の行くところ関羽ありって感じです。

堅い堅い信頼関係で結ばれていたと思います。

その関羽が殺された時の劉備の怒りは凄まじいものがあったと思います。さらにその後もう一人の弟張飛も殺されてしまったわけですから、普段温厚な劉備の怒りも頂点に達していました。弟のため戦を起こすのは論理的にはおかしいかも知れませんが、劉備らしい行動だと思います。

情に流されて戦局を見誤ったら

それこそ死んだ弟をより悲しませることになるでしょう。

わたしは曹操に共感しますね。

浅はかかもしれませんが私は劉備に共感しました。

私事より国事と言われれば、それまでかもしれませんが

当時はじめて三国志を読んだ時は何故孔明達が、

反対するのか正直言って疑問でした。



今では結果を知ってるので反対側の意見に、

共感してしまうところもありますが、やはり心のどこかでは

敵討ちを成し遂げて欲しかったなと思います。

後々の孔明の北伐も荊州の地があればもしかしたら

違った結果に落ち着いていたかもしれませんしね。(演義

どっちかいうと劉備ですね。動員される兵士にすりゃたまったもんじゃないけど、桃園の誓いなんていっても作者の創作ちがうんかと

思うけど、実際に弔い合戦起こすんだから、これは三人の絆はマジだなと分かります。人間臭さが逆に言えば劉備や三国志の魅力になってると思います。劉備が思いとどまったとしてもそこは演義の作者が逸話でも作っていいように持って行くんでしょうけどね。

君主という立場をわきまえれば、曹操であるべきと思います。

劉備の直情的な行動は、演劇のなかでは感動を呼ぶかもしれませんが

君主に命を託した家臣や民を考えれば、軽率な行動は絶対に慎むべきです。