2012年3月20日火曜日

三国志に出てくる人たちの名言は何ですか?

三国志に出てくる人たちの名言は何ですか?

三国志に出てくる人たちの名言は何ですか?

名前と名言を教えてください。



諸葛孔明の言葉を教えていただけると嬉しいです。







諸葛亮の言葉では無くて諸葛亮に関する言葉です。

(すみません、しっかりした回答は博識の皆様がしてくれると思うので・・・)



1、「三個臭匹匠,頂个諸葛亮」

「三人寄れば文殊の知恵」です。

ダメな技術者も三人集まれば諸葛亮一人に対抗できる、という意味。



2、「事後諸葛亮(事後に諸葛亮)」

「結果論」というような感じでしょうか。

あることが発生してからさも偉そうに理屈を述べる人に「お前は『事後諸葛亮』だ」と言います。



3、「諸葛亮草船借箭(諸葛亮の草船で矢を借りる話)」

借りた物を返さない、踏み倒すという意味です。



4、「諸葛亮的醜妻(諸葛亮の醜い妻)」

家中の宝物、他人には見せないることができない、役に立つ宝物です。



5、「諸葛亮吊孝(諸葛亮の弔問)」

偽仁偽義。偽善のことです。



これだけだとあまりにも御質問と関係無いので、一応諸葛亮の名言を一つ・・・。

「志当存高遠」

目標は高く遠くに置きなさい、志は大きく持ちなさい、という意味です。

(すみません、日本語書き下し文は分かりません)





追記;

モコさん

すみません、「志当存高遠」はモコさんの「志はどこまでも高く掲げねばならない」の部分ですね。

アザラシさんに「志は当に高遠に存すべし」と書き下しを教えていただきました。



ということで改めて一つ。

諸葛亮が部下に要求していたことという言葉です。

「勤攻吾之缺」

意味は「勤めて我が欠点を攻めよ」「私の欠点を見つけたらすぐに指摘してください」という感じです。

私に間違いがあったら媚びるのではなく指摘してくれ、お互いが自分が正しいとうぬぼれるのではなく、欠点を指摘して直していこう、と諸葛亮は部下に要求していたそうです。





再追記:

またまた名言では無いけれど、諺みたいなものをいくつか・・・。



荊州関係

1、「劉備借荊州(劉備、荊州を借りる)」

「諸葛亮草船借箭」と同じで、借りた物を返さない。



2、「関羽失荊州(関羽、荊州を失う)」

油断による大失敗。



3、「関羽走麦城(関羽、麦城に走る)」

後が無い。最期が近い。



次ぎは劉関張兄弟関係。

1、「劉備売草履(劉備、草履を売る)」

本業、本職、天職。



2、「劉備、摔阿斗(劉備、阿斗を投げ捨てる)」

人心を集め。人気取り。



3、「関公喝酒(関羽、酒を飲む)」

顔が赤くなることを恐れない。



4、「関公放屁(関羽、屁を放つ)」

顔が赤くなることを知らない(恥知らず)。



5、「張飛穿針(張飛、針に糸を通す)」

粗い中にも細かさあり。



こんなことばかり書いていると消されそうなので、名言を一つ。

曹洪が曹操に言った言葉です。



「天下可無洪,不可無公」



天下に曹洪が居ないのは許されるが、公(曹操)が居ないのは許されない、という意味。

曹洪の立場ならそういう君主に仕えたいものですし、曹操の立場ならこういう部下を持ちたいものです。








僕が好きなのは張飛の「この家に火をつけてやらぁ」と「恋って俺には経験ないけどいいもんなんだろな」ですね。

彼の性格がよく出てるし彼は真面目な武将が多い三国志の中で新風を入れてる欠かせないキャラです。



孔明ではやはり出師の表の時の「先帝の三顧の恩を忘れた日はなく、夢の中でも魏を討つことを考え続けました」ですね。彼の忠義の心が出ています。







日本でも使われる「危急存亡の秋」



「危急存亡」という四字熟語がありますが、「危急存亡の秋」として使用するのが多いようです。この意味は「生き残るか滅びてしまうかという危うい瀬戸際」というものです。



元々は諸葛亮の「出師の表」の中にある言葉です。



「臣亮言 先帝創業未半 而中道崩殂 今天下三分 益州疲弊 此誠危急之秋也」



臣亮言(りょうもう)す 先帝創業未(いま)だ半(なかば)ならずして 中道にして崩殂(ほうそ)す 今天下三分し 益州(えきしゅう)疲弊(ひへい)せり 此(これ)誠に危急存亡(ききゅうそんぼう)の秋(とき)なり



特に「此れ誠に危急存亡の秋なり」という一節は、故事成語として有名です。



「とき」は「時」という字ではなく「秋」という字を使っているのは、秋は収穫時期であり、一年で最も大切な時期であり、「秋」とすることでより危機感を募らさせていることになります。



劉備が諸葛亮(孔明)の関係を問われたときに言った言葉で「水魚の交わり」



孤之有孔明 猶魚之有水也



孤(こ、私のこと)の孔明有るは 猶(な)お魚の水有るがごとし(私にとって孔明は、魚と水のように切っても切れない関係である)







「鞠躬尽瘁,死而後已」

「きっきゅうじんすい、死して後已(や)む」

=国のために力を尽くして、死ぬまでやめない



が有名なのですが、この出典は「後出師表」です。



「後出師表」は後世の偽作とも言われているもので、現在も確定されていません。

私が読んでみると確かに文章の言わんとしていることが、「後出師表」はまるで叙述文のようです。「出師表」はまさに孔明の想いが込められていて、両者の違いは大きいと思いますがいかがでしょう。



どのように感じられるか、ぜひ読み比べてください。



「出師表」(すいしのひょう)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%B8%AB%E8%A1%A8





本文と日本語の解説

http://members.jcom.home.ne.jp/diereichsflotte/3CsH/HyoOfDispatchTh...







「後出師表」(ごすいしのひょう)

http://www1.ocn.ne.jp/~matsuo3/books/suishi21.htm



「出師表」は間違いなく孔明の書いたものです。







以前にも回答したのですが、私が1番好きな言葉を紹介します(孔明で)。

名言というか、孔明の姉の子供(夫は龐山民)渙に送った手紙なのですが。



志はどこまでも高く掲げねばならない。その為には先賢の生き方に学び、色恋を絶ちきり、心のわだかまりを棄て去ることだ。

そして、あるべき志を常に自分のなかに抱き続けるがよい。

逆境に陥っても耐え忍び、つまらぬことに思い悩むことはやめよ。

わからないことがあれば、なんでも遠慮なく人に尋ね、人を疑ったり怨んだりしてはいけない。

これらを実行すれば、仮に大きな進歩は望めなくとも、人から後ろ指を指されることはないだろうし、着実に自分を向上させていくことも出来よう。

もし、志が弱い上に意欲も乏しく、人情に流されて平々凡々たる生活に甘んじていたら、どうなるだろうか。

いつまでも凡庸な人間に留まって、一生下積みのまま終わってしまうことだろう。



孔明の志や目標…。それを感じる手紙です(^^)



追記…

タニオさん。面白いです。1は知ってましたが、残りは初耳でした(^^)

5は最強です(T▽T)



更に追記…久々に訪れましたら…(びっくり)

タニオさん。沢山の紹介をしてくださってありがとうございます。

とても面白いですね。

海豹さんのコメントの意味がようやくわかりました(…すみません)。

私は曹洪も好きです。こう…人間味に溢れているので(表現が曖昧ですね)

名言といいますか…このような事を言える上司ってなかなかいませんね…

羨ましい…

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