2012年3月13日火曜日

【三国志】なんかたまに劉備が人肉を食べたとか聞きますけどそれについて詳しく教...

【三国志】なんかたまに劉備が人肉を食べたとか聞きますけどそれについて詳しく教えろください







呂布に襲われ逃亡中の劉備が劉安の家にかくまわれた時、

劉安から彼の妻の肉でもて なされます。



劉備はそのことを知って感動して、劉安の子供を養子にします・・・・・。








三国志演義のなかにでてくる架空の出来事です。

徐州で呂布との戦いに敗れ逃げ回っていた劉備が、劉安という猟師の家でかくまってもらう。

劉安がもてなしのために料理をふるまい、美味しいと思った劉備が「これは何の肉か」と尋ねると「狼の肉です」と劉安は答えた。翌日女性の死体を見つけた劉備が問い詰めると、妻を殺してもてなしたことを明かす。

劉備は落涙しながらその恩に報いるために供として連れていこうとするが、老母を置いてはいけぬと言われそこで分かれる。

後日、曹操にその話をすると曹操はいたく感激し劉安に使いを出し、金百両を与えた。 という故事です。



この話は昔の中国では大変感動的な話として有名でしたが、吉川英治が小説「三国志」を書く際には、日本人には受け入れづらい話と考え、寒さに震える劉備のために燃やす薪がなく、自慢の鉢の木を燃やしたという様に中身を変更して書かれました。

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