三國志に興味が湧きました、読むべき本はなんですか?
三国志、といっても、大まかに言うと二種類あります。
・三国志(正史): 魏を中心として、三国時代を記した歴史書。
魏視点ではあるが、一応歴史書なのでわりと史実を踏まえている。
・三国志演義: 劉備と関羽、張飛の義兄弟を中心とした、講談。つまり、史実を基にしたフィクション。
一般的に、日本で「三国志」と呼ばれるのは、後者の三国志演義のほうです。
まずは演義から読んだ方が取っ掛かりとしてはいいでしょう。
三国志入門としては、以下の二冊が最適です。
・横山光輝「三国志」(漫画)
・吉川英治「三国志」(小説)
この辺で三国志の世界にはまってきたら、北方謙三とか柴田錬三郎の三国志を読んでみるといいかもしれません。
漫画なら、「蒼天航路」なども面白いと思います。
演義を一通り読んだら、正史も読んでみるといいと思いますよ。
また違った三国志の見方が出来ると思います。
あらすじを先のお二方の推薦される書籍で押さえたら
『三国志 きらめく群像』 高島俊男・ちくま文庫
『詩歌 三国志』 松浦友久・新潮選書
など如何でしょう。
日本で三国志といえばまずは吉川英治らしいです
私は読んでいませんが、、、
宮城谷昌光の三国志は正史に基づいているので
初三国志の方は少々読みにくいかと思います
ので、お薦めは
三国志演義 井波律子 訳 筑摩書房
興亡三国志 三好徹 集英社文庫 (ほぼ演義ベースです)
が、読みやすかったです
(酒見賢一の泣き虫弱虫諸葛孔明は笑えます)
講読したものの読むに耐えない本がいくつかありました
筆者によって同じ三国志でも大きくイメージが変わるので
作家の好みで選ばれても良いのではないでしょうか
0 件のコメント:
コメントを投稿