三国志の中で曹操、劉備、孫権の中で最も評価出来る人は誰だと思いますか?
それぞれ3人と魏・呉・蜀の国も含んで評価してみてください。
事績と結果論からみてもダントツで曹操です。
漢の滅亡うんぬんを除いて当時の国民にとっては疲弊した中原の再建、華北のさらなる発展を成し遂げた曹操と魏が一番だったと思います。搾取の原因の豪族は群雄となって打ち破られ後漢以上の支配権を確立しました。赤壁で勝っているかせめて蜀の北伐がなければある程度の軍縮もして安定した長期政権になったと思います。実際、蜀と呉をなんども打ち払った軍費、曹叡の浪費でも底がつきなかったので三国時代で後漢を凌いでいたかもしれません。
孫権と劉備では君主としては孫権の方が上だと思います。(人間性ではなく治績だけ)孫権は長江流域と交州を開拓して長江以南を国が成り立つ土壌に育て上げました。実際呉(というか孫権の聡明さ)が衰えるまでは北からの避難民の北方Uターンをくいとめていました。また歴史の中での呉は長江流域に楚以来の広大な版図を築き国の体制を固め、その後の南方政権のさきがけになったと思います。
蜀は益州の別天地に劉備の都合で数万の兵と共に入った時点で結構迷惑だったと思います。その後も夷陵や段谷での大敗、度重なる北伐で生産力の底力がつく前に搾り出していました。けれども蜀も益州地方を辺境の流刑地から中華の一部に格上げした意味では重要だと思います。
曹操ですね。
なんといっても彼の人材鑑定能力には脱帽します。
多くの武将を抱えた曹操は、その武将を浪人などからだけでなくて敵兵からも選抜していました。
この代表は張コウですね。
もと袁紹配下だった彼が後に対蜀軍の大将となることもたびたびでしたし。
他には経営学ですね。
孫子兵法に注釈を加えてテキストにして兵士に教育した彼の業績は、今に残っている魏武帝注孫子に表れてますね。
「この注釈書がなければ孫子は伝わらなかった」ともいわれるくらいですし。
軍隊経営は昔、黄巾族を正規兵としたときに略奪とか殺人とかを繰り返して地方を転々とせざるをえなくなったときの教訓なんでしょう。
それが今に伝わって経営学のバイブルに・・・。
彼はまさにカリスマです。
孫はソウに如かず、劉は孫に如かず。ソ轍「三国論」より。
11世紀頃の知識人達の一般的評価だそうです。
minnie0105kissさん
>それに比べれば他の二人は早々に漢を見捨てた不忠者の反逆者です。
劉備は献帝から曹操誅殺の密勅を貰っているんですがね
漢中を攻略した際には漢中王を名乗ってるし
孫権も朝廷から劉エンを派遣されて褒美の品と素晴らしい言葉を貰っている
どちらにしてもこの二人を不忠者の反逆者と表現するのはいかれてる
曹操は三国志の中でも世界観が違う英雄なので
あとの二人では比べられるレベルではありません
曹操でしょう。蜀と呉は地方の反乱政府ですが魏は漢から引き継いだ正当な王朝ですから。そもそも曹操は最後まで漢の臣として乱れに乱れた中国の復興に力を尽くした史上屈指の忠臣だと私は思います、それに比べれば他の二人は早々に漢を見捨てた不忠者の反逆者です。
やっぱり曹操でしょう
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